「殺しの巻き」
1999年12月10日
マキシマムザホルモンギターと歌 亮君
かっこいいバンドとかを見たり聴いたりした時って
「ションベンちびったぜ!」って言うやついるけど、本気で漏らしたヤツはいないよな。
(おばさんとかって笑いすぎてちびったりすることあるようだけど)
そして「だったら本気でちびらせる音楽をつくったる!!」っていってスゴイ音楽がもし創れても実際には誰も漏らしてくれない。
せいぜい涙を流す程度。
俺がはじめて金縛りをくらった時、あまりの怖さに心の中で好きな曲をシャウトして、
霊に一発食らわせてやろうとしたけどキカなかった。
だったら超切ないメロディーを聴かして胸キュンさせてやる!
と、おもったけどそれも失敗に終った。
霊に音楽が効かなかったのが、とてつもなく悔しかった。
高校の時PANTERAを聞いて
「この音だけで人殺せるべ、、」とおもったけど聴いただけで死んだやつはいない。
ビートルズを聴いた時も「このメロディーは人を殺せる」とおもったけど殺されたヤツはいない。
逆にジョンレノンは殺された(笑)
SMAPとかのコンサートで失神する女はいっぱいいるけどあれは例外。あと薬でトリップしてるやつも。
だからこれから俺がそういう曲にであったら
「殺される」ことにする。っていうのはヤだから
ションベンを漏らす事にします。
でも意識しないで人にションベンを漏らすことの出来る音楽はいまのところないから
それに近い音楽に出会ったらムリヤリにでも漏らすクセをつけるようにします。
意味はないけど。
でも世界中の人達がみんな漏らすクセをつけたら、それが当たり前になってきて、
その子供達も自然にそういう習慣が身について、ゆくゆくは意識せずションベンを漏らすようになる。
そうなればいつか音楽で人を殺せる時代が来るかもしれない。
殺せるって事はその逆もできるってことなのだ。
そしたら交通事故で死んだ俺の友達を生き返そーっと。
おしまい