2009年11月27日

「09年11月26日。亮君日記」



今日はミミカジル事務所に顔出して仕事して

そのあと
VAPタナケンとミミカジル千石と
いつもの3人で飲み。
(ダム対ダムの地獄絵図ドキュメントのラストでジジババでやれるやれない議論してた3人ね)


で、明日も事務所で
メンバーと「リスニング大会」で集まるので
電車恐怖症の私は電車で帰宅したくないんで
こっちにそのまま明日まで泊まる事に


ちなみにリスニング大会とは亮君が発案した
メンバーとスタッフ達による
「今月のお気に入り音楽聞かせ大会」である。


昔はまだIPODなんかなくて
ツアー中ホルモン車をメンバーで交代で運転してた頃(俺だけ免許持ってないから常に助手席なんだけどw)

運転の回ってきたメンバーは自分のお気に入りCDを流してた。

はじめて聞くバンドのCD

名前だけ知っててどんな音楽か知らなかったバンドのCD

欲しかったけど金がなくて買えなかった新譜

友達のバンドのCD

鉄板の名アルバム

なつかしの名曲

などなど、

いつもメンバーでお互いの音楽を共有して興奮しあっていた。


しかし、ここ最近は車に乗っても全員がそれぞれIPODで個人プレイ。


「この曲だれ?」とか「最近こいつら熱いよ」
といった情報交換や
「やっぱこいつらかっけーよな!」「このリフ最高だよね」
といった音楽キッズとしての会話も減っていた。


そこで毎月事務所に集まって
それぞれの「最近のお気に入り音楽」や「発見したマニアックなバンド」
「自分の思い出の名曲」「久々に聞いたらやっぱかっけー!と再確認しちゃう曲」

などなど、それらをプレゼン発表して聴かせあう場を設けることにした。



こんなこと毎月ホルモンやってるんです。いいでしょ?(笑)


ま、なにが最近のメンバーのお気に入りかは絶対おまえらには教えないけどね ケケケ



そんなリスニング大会が明日もあるということで
りょっくんはそのまま都内泊まりへ。

3人飲みが終わったのが深夜2時過ぎ


とりあえずりょっくんタクシーで新宿歌舞伎町へ。


今日の宿探し?

それとも風俗?


もちろん
深夜2時にラーメン二郎ですw




店入ると
いきなりBGMがホルモンオンパレードw



厨房見ると
やっぱり例の店員タトゥー君がいた




俺が昔コラムで

「サッカーのワールドカップで熱狂する大人のサポーターたちは

ユニフォームやチームグッズは買うくせにサッカーボールは買わない!

大人こそサッカーボール買え!

サッカーが好きなら今からでもお前が選手になって、

自らサッカーゴールにシュートきめろ!

絶対そっちの方が楽しい!大人こそ夢を追え!」



みたいな事書いたんですが


「俺、亮君のその文章に触発されて、ラーメン二郎でニンニク入れますか?と聞かれるんではなく自分が聞くんだ!と二郎に入りました」

と言ってくれたのがタトゥー君であるw



俺は正直、歌舞伎町店の二郎は
二郎ではないと思っていた。


二郎FANの中でも歌舞伎町店の評価は低い。


しかし、ここ最近、ジロラーの間でも
すこしづつ歌舞伎町店の評価が上がってきている!


タトゥー君は夜担当で
二郎掲示板の住民に「深夜のタトゥー神」と呼ばれるほどだったw



俺は今日始めて彼の作った二郎を喰ったが確かに最高だった!



歌舞伎町二郎がここまで化けるとは・・!!



まさに番狂わせである!



(あ、ちなみに
「亮君が言うから歌舞伎町食べにいったけどイマイチだったよ」
とか言うのやめろよw俺もタトゥー君もへこみます!
まー、豚が投入されたタイミングによってスープのブレがでてしまうみたいだからね。いいタイミングで食べにいってくださいなw)




食べ終わって店を出ると
タトゥー君が急遽休憩をもらって店の外に出てきてくれた

しばし彼と話した


彼に「これにサインをして欲しい」と
あるものを渡された。


それはミニカーの「チョロQ」だった


チョロQ ?





ん?


あれは昔インタビューで俺が言った言葉


作詞作曲期間中に
数々のプレッシャーから
鬱病になって自殺も考えた俺の言葉。


“このネガティブで暗黒で後ろ向きなフォースこそ
俺を前に進ませるエネルギー。

つまりチョロQの後退と同じなんだ。

タイヤのバネがちぎれるギリギリまで後ろに下がったから、
もう次はアホみたいに物凄いパワーで前に飛んでいくしかない!”


そうして見事、前に飛び立てた「ぶっ生き返す」というアルバムのインタビューの話。


もしかしたら彼はこのチョロQの話を覚えてくれていたのかもしれない。


俺はチョロQにサインを描いてあげて
二郎を後にした・・。



ええ話やん!!

でもぜんぜんチョロQ関係なかったらはずかしいw


(そういえば二郎栃木街道店の若き店主もしょっちゅうホルモンライブ来てくれる熱い男なのよ、
栃木街道店まだ一度も食べに行けてないんだよね。だれか鍋二郎して八王子にもってきてw)





そんなこんなで 二郎で満足した俺は
タクシーで市ヶ谷に来て漫画喫茶に入った



久しぶりの漫画喫茶泊まり

てかビジネスホテル泊まれっつんだよ!w

都内にセックスフレンドの一人でもいりゃ
その娘の家に泊まれたのによ!!
ふざけるな!調子乗るな!!




てなわけでニンニク臭まきちらしながら
みすぼらしい格好で漫画喫茶IN!


とりあえず深夜5時間パック!



5時間パック=ロッケンロー!!!


またひとつロケンローの定義が増えてしまった。






真っ先に読んだ漫画は

ローリングクレイドル福島さんから薦められてた

「アイアムアヒーロー」



「ボーイズオンザラン」を描いてる人の作品。


ボーイズオンザランはちらっとしか読んだことないが
なんか熱いサラリーマン青春ものって感じで

さらに今度実写映画化されて ○田君が出るから

なんか俺、苦手な匂いしかなくて(苦手なんかいw)


「アイアムアヒーロー」もそんなイメージが勝手につきまとっていた。



話し変わるけど青春とかロックとかバンドをテーマにしたような
映画や漫画苦手なんだよね


BECKもすごい面白いんだけどなんか好きになれない
「ソラニン」とかもじっくり読んだけどかなり苦手だったかな。
「少年メリケンサック」とか「アイデンティティ」とか「色即ぜねれいしょん」の映画も
○田君でてるからあんま見る気が・・(おいw)

いや嫌いじゃないんだけどねw



そんなわけでなにげなく「アイアムアヒーロー」読んだわけです


早い話 漫画家を目指す35才の夢追い駄目人間独身男の話なんですが




ところどころ

「あ、この人こっち側の人間だったんだ」
と思わせる描写や表現が出てくる


深夜の恐怖妄想とか
すごく共感してしまった

おれもあんなんなるもん・・



で一巻、最後あんな展開になっちゃうんだもん!


いいねー好きだわ!これ!




絵もすげーレベルアップしてるし!



稲中の作者の「ヒミズ」も好きだったけど
「アイアムアヒーロー」の幻覚描写もいいね!





そういえばちょうど今月号のロッキンジャパン(ホルモン地獄絵図レポの号)で
1コーナーにこの「アイアムアヒーロー」の作者が インタビューうけてたんだけど
作者の顔が漫画の主人公と一緒だったw



とにかく「アイアムアヒーロー」おもしろいよ!



その後は
久しぶりの漫画喫茶だから

ふだん自分で買わないような漫画を読もうと
少女マンガ探してみたんだけど

うーん
どれからいけばいいかわからない

でもね
俺さ、日本男児こそ少女マンガを読むべきだと思うんだ



少女マンガを避けてはロッキンポだと思う。



だから誰か「これは読んで胸キュンしておけ」っていうお薦め少女マンガ教えてください。



女どもは「絵が苦手」とか言って
「北斗の拳」とか「ジョジョ」とか「バキ」とか
絶対読まないロッキンポじゃん?


だから俺ら男はお先に脱ロッキンポさせてもらいます!

これからはバリバリ「少女マンガ」読ませてもらうぜ!



てかこんな汚いデブが少女マンガコーナーで真剣に本探してたら

「なにかお探しですか〜?」と漫画喫茶の店員さんに声かけられて
挙動不審になってもうたw

しかもそのあと「マキシマムの方ですよね?」とか言われちゃうし!!


はずかしい!!



でも、なんだかんだで結局「シグルイ」読んでるしw

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